昨年末から右手人差し指の付け根に痛みがあり、人差し指を曲げ伸ばしするとカクっと引っ掛かるような症状が出始めました。
インターネットで調べてみると、どうやら「ばね指」という指の病気らしいのです。
今回は「ばね指」について何が原因でそうなるのか、改善するにはどうすればいいのか、私の体験に沿いながら書かせていただきます。
手の痛みがばね指だと知るまで

長年、毎日のようにマウスでカチカチ仕事をしていました。
そのせいで数年前からマウス肘(テニス肘)の症状が出始めたんです。
机やイスを調整しやすいものに変更したり、ストレッチを続けたり、マウスを使わないようにしたりなどで、肘の痛みはだいぶマシになりました。
ですが、業務にパソコンは必須なため手を休めることはできず、ジワジワと手に負荷がかかっていたらしく腱鞘炎になってしまったようです。
右手人差し指の付け根が痛く、指を曲げ伸ばしする時にカクンカクンと引っ掛かるような症状が出始めました。
こちらは後にばね指になった左手の動画ですが、右手はもう少し症状が重かったです。
痛みを和らげるためにAmazonで手のサポーターを検索してみると、指の部分だけの商品がありました。
こんなのがいいのかも… と、その商品ページを見てみたら「ばね指」というキーワードが書かれてました。
ばね指ってなに?
そんな疑問はGoogleで検索です。
ばね指とは

ばね指「弾発指」
指の付け根で屈筋腱と靱帯性腱鞘の間で炎症が起こると、“腱鞘炎”になり腱鞘の部分で腱の動きがスムーズでなくなり、指の付け根に痛み、腫れ、熱感が生じます。
朝方に症状が強く、日中は使っていると症状が軽減することも少なくありません。
進行するとばね現象が生じて“ばね指”となり、さらに悪化すると指が動かない状態になります。
日本整形外科学会ホームページより
分かりやすいように図にしてみました。

まさにこの症状です。
悪化して手が動かなくなったら困るので早く何とかしなくちゃいけません。
ばね指になる原因

ばね指の原因として次の4つが考えられています。
指の使いすぎ
- パソコンのキーボードやマウスで反復的な操作をする人
- スマートフォンを長時間使っている人
- ボールやグリップを握るスポーツをする人
- ピアノなど指の動きが多い楽器を演奏する人
- 編み物や草むしりなどで指をよく使う人
に多く発症します。
ホルモンバランスの崩れ
更年期、妊娠時、出産後の女性にも多いことから、ホルモンバランスの崩れも関与していると考えられています。
老化
加齢によって、指を曲げ伸ばしする腱と腱鞘の間の滑りが悪くなり、発症しやすくなります。
病気の合併症
糖尿病、リウマチ、透析患者の方も発症しやすい傾向があるそうです。
私の場合、更年期と指の使いすぎが原因のようです。
老化は… 違うと思いたいですがビミョーなところです。
で、どうすればよいのか先を読み進めました。
ばね指の治療法

日本整形外科学会ホームページより
保存的療法としては、局所の安静(シーネ固定も含む)や投薬、腱鞘内ステロイド注射(特にトリアムシノロンは有効)などがあります。 この注射は有効で、おおむね3ヵ月以上は無症状なことが多いですが、再発することも少なくありません。 改善しないときや再発を繰り返す場合は、腱鞘の鞘を開く手術(腱鞘切開)を行います。 切開するのは腱鞘の一部だけです。小さな傷で済みます。
- 安静にする
- ステロイド注射を打つ
- 切開手術をする
医学的なばね指の治療はこの3つということです。
あと、整体院や鍼灸整骨院などでは
- 整体
- ハリ
- お灸
での治療も行われています。
私は、まだばね指の症状が軽い方だと思ったので、とりあえず患部を安静にすることにし、Amazonで見つけた指サポーターを購入しました。
こんなのです。▼

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