今回は大阪淀川区の古東整形外科さんで、ばね指の手術をして頂いたことについて書きたいと思います。
長い待ち時間
私が予約した手術日は2019年2月21日 木曜日、11時30分。
予約時間の20分前に古東整形外科に到着したのですが、待合室は超満員で入口の自動ドア前にも人が溢れていました。
立って待つこと約1時間30分。
名前を呼ばれたと思ったら診察室前の中待合で再び待ち時間。
予約の意味ないやん…
とも思いましたがみんな待っているんだから仕方ないです。
中待合は処置室の一部にあり、診察室はカーテン一枚で仕切られているだけ。
診てもらっている患者さんと先生のお話がまる聞こえなのですが、とても気さくで話しやすそうな感じの先生です。
先生は診察室と処置室をバタバタ忙しそうに動き回っているのですが、患者さん一人ひとり丁寧に対応されています。
ようやく診察
名前を再度呼ばれてようやく診察。
まず先生の問診と触診、手のレントゲンを撮ってもらいました。
症状がひどい人差し指と、これから悪化しそうな薬指、まとめて手術してもらうことになり再び中待合へ。
この時点で既に午後2時。
待合室には午前の患者さんが少し残っている状態で、更に午後3時からの患者さんも増え始めています。
看護婦さんいわく、この日は全体的に患者さんが多かったそうで、ばね指の手術もワタシを合わせて5人いました。
70代ぐらいの男性が1人とあとは40〜50代の女性が4人。
電話予約の時点で手術をする人数の調整をしているようで、この日は定員いっぱいだったのかもしれません。
まず手術の準備
まず、トイレを済ませてから爪ブラシと消毒液で肘から指先をキレイにします。
座って待っていると先生が

と言いながら手術する指の先に油性ペンでチョンチョンと印をつけました。
その後、手首に麻酔注射を2本打ち、しばらく待っていると右手がズーンと重くなってきました。
麻酔が効いたのを確認してから手術をする指の付け根に麻酔を更に2本。



いきなり手のひらに注射を打つとかなり痛いらしく、古東先生は先に手首に麻酔を打つそうです。
先に手首に打っていた麻酔が効いていなくて、手のひら注射の痛みを感じているのなら切開の痛みには耐えられないということですね。
で、手のひらに麻酔を一本追加してもらった後、別の2人の方の名前が呼ばれました。
手術開始
ひとりは診察室のベッド、もうひとりは処置室のベッドに横になり、手術をする側の腕を出して順番に腱鞘切開術をしていきます。
待っているほかの患者の前で普通に執刀するので、先生が手術している手元がモロに見えるんです。
小さなカッターの刃のようなもので皮膚を切開し、そこから細いメスを通して腱鞘を切ります。
キズ口が数ミリと小さく、縫う必要がないので痛みが最小限で回復も早いそうです。

なんておっしゃっていましたが、撮っている人はいなかったです。
みなさん自分が切られている時は怖くて目をそむけていました。
いよいよワタシの番
ワタシは4番目でした。
追加の麻酔が効いているのを確認して腕の下に防水シートを敷き、ヨードチンキのような茶色い液体を肘から指先までかけて消毒します。

カクカクする位置を確認して

人がしてもらっているのはチラチラ見ていましたが、自分のは直視できないチキンなワタシ。
麻酔のおかげで痛みは全くありませんが、ググッと力を入れて押し込んでいる感触は分かります。



お、カックンが無くなった!!

またググッとメスを押し込んでいます。

まだカックンしているので
メスを入れ直して数回クックッと前後します。

先生がメスを握ってから2本の指の手術が終わるまで5分掛かりませんでした。
本当にお見事。
看護師さんに包帯を巻いてもらってボクサーのような右手が完成。
手術後4日間は傷口を絶対に濡らしちゃダメなんですって。
病院を出て薬局へ
慣れない左手でお会計を済ませ、処方箋を持って古東さんの前にある薬局へ。
昼食後に飲む化膿止め「クラビット錠」、痛んだ時だけ飲む鎮痛剤「ロキソニン」、
鎮痛剤と一緒に飲む胃薬「ガスロン」の3種を購入。
あぁ、お薬手帳忘れた…。
- 手術2ヶ所+初診料など 14,750円
- お薬(先発薬)1,050円
生命保険は特約をつけていなかったので、日帰り手術は保険金がおりないと
言われてしまいましたが、そんなに高額ではなくて良かったです。
お薬代はジェネリックを選んだ場合やお薬手帳を持って行けばもう少し安くなります。
帰り道
三国駅前で遅い昼食をとろうと時計を見ると午後3時を過ぎていたので、軽く済ませるためにコンビニでパンと飲み物を買いました。
ところが… パンの袋が開けられない!! ∑(゚Д゚)
2分格闘の末、お店に戻ってお兄さんにハサミで切ってもらいました。
情けない。
利き手が使えないのって本当に不便。
事前にICカードにチャージをしていたので切符を買う必要はなかったけれど、自宅近くのスーパーで小銭を出せず。
病院、薬局、コンビニ、スーパーと、すべてお札で会計を済ませたためお財布が小銭でパンパンになって、かつてない重量感でした。
ばね指手術後の経過についてはこちらにまとめました
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